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畳たたみ

張り替え方法とキャンペーン価格

畳の修理には、次の様な方法があります。 ※価格は全て五八間 (1760mm×880mm)以内
1⃣裏返し 表替えからおおよそ4年程度までで、良い状態の場合に可能です。
畳表(茣蓙ゴザ)を裏返して新しい縁を使い張り直します。この時強いテンションが掛かりますので、古いゴザの場合はい草をまとめている経糸が切れてしまいます。
2,079円~(税込み) ■畳1帖裏返し2,079円~
2⃣表替え 畳の茣蓙(ゴザ)と縁(フチ)を新しいものに張り替えます。表替えから約4年から10年程度迄で、畳床の状態などにより補修や加工が必要なことがあります。
2,200円~(税込み)■畳1帖表替え2,200円~
3⃣新調  畳床が補修不可能な場合は、新しく作り直す必要があります。
9,350円~(税込み)  新調に伴う古床の引取処分は別途1,650円/1帖(税込み)です。

(畳の表替え方法)

※正確なお値段は、必ず現場調査の上お見積りをさせて頂き、出させて頂きます。
もちろん完全無料です。

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たたみのサイズと構造

(サイズ)
●五八間(ごはちま)江戸間(えどま)関東間(かんとうま) 
   5尺8寸×2尺9寸  (1760mm×880mm)
1間を6尺で計算して、柱割りです。この結果、八畳間の場合、畳のサイズはほぼ上記のサイズと成ります。
●本間間(ほんけんま)京間(きょうま)関西間(かんさいま)
   3尺1寸5分×6尺3寸(955mm×1910mm)
1間が6尺3寸で割り出されています。近畿地方以西で使われていました。
●三六間(さぶろくま)中京間(ちゅうきょうま)
   3尺×6尺     (910mm×1820mm)
1間が6尺で割り出されています。この畳2枚で約1坪の計算に成ります。主に愛知・岐阜県の中京地方や東北地方や北陸地方の一部と沖縄 、奄美大島で使用されていました。
                                    ●その他様々なサイズがあります。
※しかし規格化が進み、いわゆる五八間(江戸間)が標準サイズに成りつつあり、弊社もこれが規格サイズです。

(構造)

一般的な畳(たたみ)は、畳表(たたみおもて)畳床(たたみとこ)畳縁(たたみへり)で構成されています。
■畳表(たたみおもて)(表面のい草を織ったもの)
畳表とは「い草」を縦糸に木綿や麻を使って織りあげたものです。
い草の苗は真冬にの手植えします。春に新芽の発育を促すためにい草を45cmほどの長さに切り揃える先刈りという作業を経て、夏に1.5mほどになったものを刈り取ります。い草には、丸いと三角い(七島い)があります。
備後表(一般的な畳)は「丸い」で織られた畳表が使われ、「三角い」は縁なし畳や柔道畳に使われることが多いようです。
品質は「丸い」は断面が丸く、芯の部分に海綿状の綿がしっかり入り、表皮が厚いものほど上質です。
「三角い」は太く、草に油気があり十分な強度を有したものほど上質とされます。畳表のい草にある、海綿状質が畳の弾力性を保ち、中の多数の穴が湿気を吸排出したり、様々な有害物質を吸着してくれるのです。
畳表の製作工程ではじめに欠かせないのが泥染め(染色とは異なります)。
これでい草独特の色・ツヤ、そして香りを引き出します。
畳一帖分に使用されるい草は約4,000~5,000本、高級なものになると7,000本ものい草が使われます。縦糸は主に麻や錦の糸で、高級品にはマニラ麻糸が使われます。畳一帖分、2m8cmの長さの糸が136本も使われ、1時間弱で編み上げられます。品質は草丈が長く、太さと色合いが均一なもので織られた畳表ほど上質な畳表に成ります。このような条件により畳表の等級が分けられます。

■畳床(たたみとこ

●稲わら畳床(伝統的)
40~45cmに交互に重ねたわらを5~5.5cmに圧縮して縫い合わせて出来ています。全体がわらと空気の層で出来ており、独特の柔軟性・ほど良い硬さを持っています。抜群の遮音性・吸放湿性があり、
転んでも怪我をしにくい機能性質はこの故です。また管理がよく極度の湿気が無ければ耐久力は抜群です。また廃材になっても地球に優しい素材です。 欠点としては虫や湿気に弱く、重いことです。


●稲わらサンドイッチ畳床
一番多く「わら」を使う中心部分にポリスチレンフォーム板を入れ、上下「わら」のサンドイッチタイプ
で、「稲わら畳床」程ではありませんが、クッション性があります。また、ポリスチレンフォームが湿気
に強いことから多湿な部屋に、軽量なことから二階などへの使用にむいております。



●建材畳床(今は主流)
木質パルプで作った畳(インシュレーション)ボードとポリスチレンフォーム板を使ったタイプです。
その長所は、まず軽量と言うことと家ダニなどの虫や湿気に強いなど様々あります。またその種類は、
その組み合わせ方法によって、KT-Ⅰ・KT-Ⅱ・KT-Ⅲ・KT-K・KT-Nの5種類があります。
(写真はKT-Ⅲ)

■畳縁(たたみべリ)
畳縁は畳の巾部分を保護補強するための布製の素材です。畳縁をしっかり縫うことで型崩れ・ほつれが無くなります。実用面ではそうなりますが、歴史的に見れば権威の象徴で身分を表すもので、柄・色などの取り決めがありました。素材も絹・麻・綿があり現在はそれにポリエステル等が加わり色も柄も多彩になり見本を見て選択を楽しんでおられるお客様も多くなっております。綿縁
(めんべり) 無地の黒や茶が主です。国産品は見られなくなり、ほとんどが 中国産です。
麻縁
(あさべり) 綿糸より太めの麻糸で作られています。 値段は、やや高目です。
化学繊維縁 高級なものから、安いもの迄まで幅広く有ります。直射日光や熱にやや弱い面が有ります。

(画像はイメージです)

畳の良さと見直し

日本人が慣れ親しんでいる畳には、様々な優れた機能があります。温度や湿度を一定に保ってくれますから、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。また、空気中の有害物質を吸収してくれたり、殺菌効果がありますから体に大きな害を及ぼす細菌やウイルスをしっかりと退治する作用を持っています。そして、畳は何よりもエコで地球に優しいというメリットがあります。フローリングなどだと表面が傷んできたら、床ごと取り替えるしか方法がありません。しかし、畳は表面が傷んできても、表面のみ取り替えるだけで中央の芯の部分は長期間使うことができます。しかし日本の家屋も最近は洋室を作ることが増え、かつてより和室は少なくなっています。とはいえ、和室の良さを実感できるのは日本ならではということもあり、洋風の家を建てる場合も一室畳のある和室を作りたいと希望する人が多くなっています。
ふすまや畳のある部屋は洋室にはない独特の美しさや落ち着きがあります。 畳はフローリングにはない独特の柔らかさ温かみもあります。 最近はモダンなタイプの和室が選ばれることも増え、若い世代にも人気となっています。こうした和室の場合は洋風の小物とも相性がよく個性的なインテリアが楽しめます。新品の畳は香りがよく精神的な癒しも与えてくれます。そしてきれいなふすまや障子は部屋を明るくきれいに見せてくれる効果もあります。畳やふすまは使いつづけるうちに少しずつ劣化が進んでいきますので、メンテナンスについても考えておきましょう。ふすまや畳が傷んでくると部屋が汚れて見えたり、古ぼけた感じとなりやや暗い雰囲気となってしまいます。とはいえ、これらは交換が行えるものですので、傷みが目立ってきたら交換も考えましょう。交換することできれいな和室がよみがえります。
ふすまや畳は自分達で交換するのはかなり難しいものですので、きれいに仕上げるなら、やはり専門の業者ということとなります。業者により対応の速さや価格は違いがありますので、よく比較して安心して依頼できる業者を選んでいきましょう。

い草について

畳表(たたみおもて)あるいは茣蓙(ゴザ)としてのい草は、インドから東南アジアや中国南部に自生していたようですが、日本には琉球(沖縄)を経由して中国から入って来たと言う説が有力な様です。今では北は東北地方から南は九州地方まで全国各地で栽培されていますが、畳表として本格的に栽培が始まったのは、徳川時代に備前(岡山県)で始められ、備前表として取り引きされたました。備後(広島県東部地方)では約450年前の天文年間に沼隈郡山南村で栽培が始められ、その時現在の引通表が製織されました。そして慶長7年に御用表を幕府に献納しました。これが今も残る備後表ブランドを得るきっかけになりました。一方、肥後地方(熊本県)では、約480年前の永正2年に栽培が始められその後八代地方で栽培が盛んになり今に繋がっています。今では日本の収穫量の8割以上を占めるようになりました。また肥後表として高級化が進んでいます。
●い草の栽培は12月上旬頃に水田に植え付けられ、7月上旬に刈り取られます。7ヶ月半をかけて収穫されます。途中5月上旬には、い草の倒れを防ぐため地上から40センチ~45センチの高さに先刈りをします。これは先刈りの後に発芽する新芽の成長を良くするためでもあります。刈り取った、い草はすぐに泥染めをします。泥染めに用いる染土は岡山、福岡、熊本では明石方面の明石染土が使われます。淡路島から産出される淡路染土も多く使われています泥染めすると、熱を良く吸収して、茎の温度が早く上がって乾燥が早くなります。この乾燥の促進によって酸化酵素が働かなくなり、葉緑素が分解されずに固定するため色彩が良くなり光による変色を防ぎます。また、粘土の被膜ができているので間接乾燥の状態になって、水分はまず粘土の粒子に吸収されてから蒸散するので、イグサの表皮の細胞が急激に萎縮しないし、乾燥が平均にすすんで変色しません。

国産畳 肥後表について

肥後表は永正二年(1503年)八代地方の領主岩崎主馬守忠久が自らイ草を植え、特別の保護のもとに農民に栽培を奨励したのが始まりとされています。永正十三年(西暦1516年)村に作物が実らず大飢饉になったときには、イ草を育て畳表を作っていたので暮らしに困ることが無く村人は大変助かりました。それから、村人は、今まで以上にイ草づくりに励みました。
 イ草の里、千丁町ではい草の神様岩崎公を岩崎神社に祀り、毎年4月15日に、イ草の豊年を願って踊りや太鼓で感謝の気持ちを伝えています。現在は八代地方を中心に栽培されており、イ草生産では全国の9割強を畳表でも9割弱を占める国内で最大の産地となっています。しかし、中国産表の急増で縮小傾向にありますが、その対抗策としていっそうの高品質化、高級化に力を入れています。そしてブランド戦略として「ひのみどり」や最高級畳表「ひのさらさ」などを展開して輸入品とは一線を画しています。

和紙表や樹脂表の強靭で健康的な畳

(和紙表の畳)


■和紙で出来ているので変色しにくく、美しさが長持ち。
■ダニ・カビが発生しにくい。
■撥水性能を備えているので掃除が楽々。 ペットのいる家庭でも安心です。
■素材の強度が強くムラがありません。
■人気のヘリなし畳にも簡単に対応できます。
ダイケン 和紙表の種類
 銀白   一番の売れ筋商品
 銀白230  汚れに強い畳表
 銀白100A  銀白の汎用タイプ
 黄金白  明るいカラーの黄金白
 床龍大目  床の間を演出する表大目
 床龍小目  床の間を演出する表小目
 清流目積  縁無畳に最適 銀白色  七島表の再現
 清流目積  縁無畳に最適 黄金色  七島表の再現
 清流目積  縁無畳に最適 紅藤色   極小織り目
 清流目積  縁無畳に最適 薄藍色   極小織り目
 清流目積  縁無畳に最適 亜麻色   極小織り目
 綾波目積  縁無畳に綾織 銀白    新デザイン綾織
 綾波目積  縁無畳に綾織 黄金色   新デザイン綾織
 綾波目積  縁無畳に綾織 金銀色   新デザイン綾織
 彩園銀白  縁無畳に平織 新銀白   新和風
 彩園金色  縁無畳に平織 新黄金色  新和風


 

(樹脂表の畳)
風合いや肌触り、吸湿性など天然イ草の特徴を持たせながらも高い耐久性や安全性、豊富な色柄などイ草を超えた高機能をもつ畳表です。
■耐久性に優れたポリプロピレンと環境に優しい吸水性炭酸カルシウムを、配合して作られたのが、樹脂畳表です。微妙な表皮の空気穴とカルシウムで、天然のイ草と同じ様な湿気の給排出作用があります。
■ダニ・カビが発生しにくい。
■撥水性能を備えているので掃除が楽々。 ペットのいる家庭でも安心です。
■素材の強度が強くムラがありません。
■人気のヘリなし畳にも簡単に対応できます。

畳の張り替えをしよう

日本で古くから親しまれてきた床材であり、現代住宅においても洋風のカラー畳というものも登場し、人気を集めています。 しかし、自然素材なので、畳屋によるメンテナンスをしたり、表替え張替えをしたり、新調をすることにより古さから起こるトラブルの解決ができます。 また、畳を上げて掃除をするにしても、重量もありますし、職人でなければ敷き方に戸惑うでしょう。 畳の表替え張替えをしたのち、職人は縁起がよいとされる祝儀敷きで敷いてくれます。 ちなみに、不祝儀敷きという敷き方もあるので注意が必要です。 畳と一口にいっても、畳の素材によって踏み心地も異なれば、耐久性、断熱性などにも関わってきます。 畳屋では、そうした違いを確かめてから表替え張替えをしてみましょう。 また、天然素材でできているため、虫が発生することもあります。 梅雨時の湿気も表面が傷む原因になります。 原因は、万年床にしてしまうことにあり、湿気を吸ってカビが発生したり、それによりダニなど虫も発生、次第に劣化してきます。 発生する原因を理解するからこそ、防虫効果のある加工がされた種類を選びましょう。 畳のパーツで最も傷みやすいのは畳表になるのですが、表替え張替えとなると、裏返すことになります。 表面を新品に近い状態に戻すことができます。

畳の施工事例   

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  クリック日常のお手入れ方法

●日常のお手入れ方法

  • ■雑巾をきつく絞って拭いてください。水分の多い雑巾で拭くと、畳の光沢がなくなります。
    ■直射日光は畳表の変色をまねき、痛みを早めますから出来るだけカーテンや障子などで、遮って下さい。
    ■畳の上にはなるべくジュータンなどを敷かないで下さい。畳の呼吸を妨げカビ、虫などが発生する原因となります。
    ■電気掃除機は畳の目に沿ってゆっくり軽く触れる感じで、何度か同一部分を往復 させてかけて下さい。
    ■梅雨時期などの湿度の多い時期は、カビの発生防止のため除湿器の使用が理想的です。
    ■冬期の加湿機での加湿のしすぎに注意しましょう。カビの発生を招きます。
    ■畳は春、秋の晴れた日に日干しで乾燥させることが湿気をとる最も良い方法ですが無理な場合、畳を少し持ち上げ床と畳の間に空き缶などを挟み込んで裏面に風を 流し込む方法もあります。
    ■畳に重い物(テレビやピアノなど)を置く場合、足の部分にベニア板や段ボールなどの下敷きを敷くと畳のへこみが少なくなります。
    ●畳の汚れに対する処置
    ■畳を汚したら、迅速に処置をしましょう。それぞれの汚れを下記の様に処置した後はしっかり部屋に風を入れ、乾かしましょう。
    ●ガム
    シンナーかベンジンで拭き取ります。畳の目に詰まっているときは、布の上からアイロンを当てて、浮かして取り除きます。
    ●灯油や赤ちゃんのオシッコ
    小麦粉かパウダーをすぐにふりかけ、水分を十分に吸い取らせてから掃除機をかけます。
    その後お湯で濡らした雑巾を固く絞り、よく拭いて、さらに乾拭きしてよく乾かします。
    ●醤油やソース
    しみこまないように小麦粉やベビーパウダーなどをすぐにふりかけ、水分を吸い
    取らせます。その後粗塩をふりかけ、叩いて畳の目からパウダーを浮き出させ、掃除機を
    かけます。
    ●インク
    牛乳を濡らせて拭き取るか、レモンで濡らせた後、塩素酸ソーダを10倍に薄めたもので
    拭きます。
    ●クレヨン
    乾いた雑巾にクリームクレンザーを少しつけ拭き取ります。
    ●油性フェルトペン
    マニキュアの除光液で拭き取ります。

縁無半帖 琉球畳


■縁無し半帖畳(琉球畳)について

琉球畳とは、縁なしの半畳サイズで縦と横の寸法が等しい正方形の畳のことです。
本来は、沖縄県産の強度のあるイ草を使用した畳表を使ってつくられるものを琉球畳と呼びます。
一般的に今は、普通のイ草で目積表を使ったものが多い様で、 今では通常の畳表(但し目積表)を使用していても縁なしで縦と横の寸法が等しい正方形の畳のことをいうようになりました。
従来の和室のイメージを一新する新しい建材です。
その特徴あるモダンなデザインが評価され、和室だけでなくリビングの一部に琉球畳を置くなど、新しい和の空間づくりのアイテムとして使用されています。
洋風住宅にもピッタリあう琉球畳はヘリがないのでお部屋がすっきり明るく見えます。
現在の本格的な琉球畳用の畳表は、大分県国東半島で生産された三角イ草の七島イ草(しちとういぐさ)を裂き、目積織りに織ったものです。非常に強靭で20年~30年の耐久性があると言われています。以前は柔道場の畳にも使用されていました。
■龍鬢表
龍鬢表(りゅうびんおもて)とは、床の間に使用される畳表で、厳選されたイ草を製造過程で天日干しと夜露晒を繰り返し飴色に経年変色をした様に作り上げた表です。
(所謂ウエザリング加工ですね)その為非常に味のある表ですが強度は劣化しています。
元々床の間用としていますので、人が足を踏み入れることはない為で見た目を優先されました。また織り目も細かく仕上げられ手間が掛かっている為、高級表とされていますが、床の間以外にはお茶室の畳用として使われます。